マニフェストとは
更新日: 2026-09-10
マニフェスト(産業廃棄物管理票)は、産業廃棄物を排出した事業者が処理を委託する際に交付し、収集運搬・処分の各段階の処理状況を確認するための帳票です。廃棄物処理法で交付が義務づけられています。
マニフェストの目的
廃棄物処理法では、産業廃棄物を排出した事業者(排出事業者)が 「自ら排出した廃棄物が最終処分まで適正に処理されたか」を自分で 確認する責任(排出事業者責任)を負うと定めています。マニフェストは、 収集運搬業者・処分業者に廃棄物の処理を委託した際、廃棄物の流れを 記録し、処理が適正に完了したことを排出事業者が確認するための 管理票です。不法投棄などの不適正処理を防ぐ役割も担っています。
紙マニフェストと電子マニフェスト
マニフェストには、複写式の伝票をやり取りする「紙マニフェスト」と、JWNET(電子マニフェストシステム)を使ってオンラインで登録・報告する 「電子マニフェスト」の2種類があります。紙マニフェストは、排出事業者・ 収集運搬業者・処分業者の間で複写票をやり取りし、各段階の処理終了報告を 確認する仕組みです。電子マニフェストは同じ情報をシステム上で やり取りするため、紙の保管が不要になり、行政への報告事務も 効率化できます。
交付義務と保存期間
排出事業者は、産業廃棄物の処理を委託するたびにマニフェストを交付し、 交付したマニフェストの写しを5年間保存する義務があります。 収集運搬業者・処分業者も、それぞれの処理が終了した旨を排出事業者へ 報告し、マニフェストの写しを保存する必要があります。 特別管理産業廃棄物を多量に排出する事業者など、一部の事業者には 電子マニフェストの使用が義務づけられており、義務化の対象は 今後も拡大が見込まれています。