廃棄物処理法とは
更新日: 2026-09-10
廃棄物処理法(正式名称:廃棄物の処理及び清掃に関する法律)は、廃棄物の適正な処理と生活環境の保全を目的とする法律です。産業廃棄物と一般廃棄物を区分し、処理業を行うには許可を必要とする制度を定めています。
廃棄物処理法の目的
廃棄物処理法(正式名称:廃棄物の処理及び清掃に関する法律、 通称「廃掃法」)は、廃棄物の排出を抑制し、廃棄物の分別・保管・ 収集運搬・再生・処分等の適正な処理を確保することで、生活環境を 清潔に保つことを目的とする法律です。
産業廃棄物と一般廃棄物の違い
廃棄物処理法は、廃棄物を大きく「一般廃棄物」と「産業廃棄物」に 分類しています。産業廃棄物は、事業活動に伴って生じた廃棄物のうち 法令で定められた燃え殻・汚泥・廃油・廃酸・廃アルカリ・廃プラスチック類 などの品目を指し、それ以外の廃棄物(家庭から出るごみなど)は 一般廃棄物に区分されます。事業活動から生じた廃棄物であっても、 法令で定める品目に該当しなければ「事業系一般廃棄物」として 扱われる場合があります。
処理業の許可制度と排出事業者責任
産業廃棄物の収集運搬業・処分業を営むには、都道府県知事(政令で 定める市の長を含む)の許可を受ける必要があります。また、 廃棄物処理法は「排出事業者責任」の原則を定めており、事業者は 自ら排出した産業廃棄物について、処理を委託した後も最終処分が 適正に完了するまで責任を負います。この確認手段としてマニフェストの交付が義務づけられており、不法投棄など不適正な処理には 厳しい罰則が定められています。